前回の通り3社3モデルの中から選ばれたのはThinkPad X380 Yogaでした。
選定理由としては第8世代Coreプロセッサと2048段階筆圧検知を備えたYogaタイプの2in1機は現状ThinkPad X380 Yogaと下位のL380 Yoga、同社の普及モデルideaPad Yogaシリーズ位しかないからです。
さらに言うとペン(5400円)が付属し標準ProOSのモデルがあり週末クーポンではXPS13 2in1より安いです。(2月末で17万円弱)
ThinkPad Xシリーズであり耐久性も高いです。ペンは本体に収納されており収納中に自動で充電するので気づいたら電池切れっという心配はありません。
キーボードは6列アイソレーションキーボードと最近のThinkPadでありYogaとして2in1に納める上での妥協はありません。
また、画面が大変きれいでYogaの4スタイルすべてにおいて素晴らしい体験を得ることができます。
ただ気になるのがスピーカーです。ノートパソコンと同じように開いたときスピーカーはユーザーの方ではなく若干ディスプレイ向きに向けられています。
これはスピーカーの向きをエンタメ向きのスタンドスタイルに最適化しているからだと思われますがHPのSpectre X360の方が単純にスピーカーの品質が良いのでこんなこまいことをしなくても音を鳴らせていたこと(前記事の執筆後に実機を触ってきました)を考えると、もうすこし頑張れた気がします。まあ、そもそもスピーカーに割いている面積が全然違うと言われればそこまでですが。
またUSBポートの構成がUSB3.1Gen1のType-A2つにUSB PD/Thunderbolt3対応Type-C1つ、そしてなんと今回の候補の中で唯一専用の充電端子を備えます。
充電しても一つしか無いType-Cは使えますし、ほかの2モデルとType-Cの残数は同じでもこのほかにType-A、つまりノーマルでフルサイズのUSBポートが2つも空いてます。拡張性では同種のパソコンの追従を許しません。
また変換アダプターで有線LANが利用可能です。USB-LAN変換では無く内部のNICから物理層だけ引き出す専用端子なのでUSBポートを消費しません。
充電については専用端子とType-CのUSB PDの双方で利用できます。標準構成では45Wの専用端子充電器が付属しますが、Type-Cでは30Wの充電器での充電ができました。
ノートパソコン?タブレット?いえ、どっちもですーそう2in1ならね。
どうしても分離するタイプではタブレットにキーボードをつけている感や画面付きキーボードPCみたいにバラバラ感が拭えませんがYogaタイプなら自信を持って双方を名乗れます。どの使い方をしているときでもキーボードが行方不明にならないし、膝の上のような不安定な場所での変形も手間取りません。これは発想の勝利でしょう。
Windows8以降で操作の手段と利用シーンが急増するタッチパネル、それをよく生かせるYogaの4スタイルは価格差以上の生産性を生み出してくれる可能性を秘めています。実際1週間使って自分の選択の勝利を確信したのはタッチパネルでは無いパソコンの画面が指紋だらけになったからです。タッチパネルとTrackPointだけで完結する快適環境です。
このスタイルが普及しないのは13.3インチ帯の普及機でも15万円を最低ラインに考えないといけない高価さでしょう。確かに同性能の9万円台のマシンの1.5倍の価格を出して買うものなのかという意見はもっともです。ただCorei5以上メモリ8GB以上を持て余さないヘビーユーザーなら一度は候補に入れてほしい選択肢です。
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名前:おきん
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パソコンやガジェットについて書いていく…予定。
This post was last modified on 2021年10月11日 1:02 PM
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