WindowsのRealtek NICのInboxドライバには何故か別Vlan上のIPv6のNDやRouter Advertisementも解釈する仕様?です。
つまりIPv6的に通信できないプレフィックスや相手を勝手に学習するということです。これによって、IPv6をまじめに使っている有線ネットワークでは、時々(常に)酷い目に遭います。
しかも、RealtekはWindows 10/11向けにVLANの解釈に対応したドライバを提供していません。
そこでHyoer-Vのネットワーク機能である仮想スイッチを使った解決策を紹介します。
PowerShellでHyper-Vの仮想スイッチを作る&ホストにTagged VLANを追加する[Pro/Server向け]
Hyper-Vで仮想スイッチ(外部)を作成し、当該のNICを設定することです。Hyper-Vが使えるProエディションかサーバーOSでしか使えませんが、画期的で賢い解決策です。
(個人的にはVLANが常用される環境でWindows Homeエディションを使っていることは珍しいという印象です。)
Hyper-Vの仮想スイッチはVlanに対応しているので、ちゃんと解釈してくれるようになります。ソフトウェアベースのスイッチングを行うのでその分のオーバーヘッドはありますが、RSSやVMQなどオフロード設定を行えば10Gbps環境でも十分使えます。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All
以下はGUIでの仮想スイッチ設定例です。
https://mi.okin-jp.net/@okin_p(Misskey)
https://fi.okin-jp.net/@okin_p(Firefish)
https://si.okin-jp.net/@okin_p(Mastodon)
https://fedifile.net/@okin_p/profile/
https://twpf.jp/okin_p
http://profile.hatena.ne.jp/okin_p/
名前:おきん
やってること:面倒なことをPHPにやらせる、IPv6でなにかする、車で移動する
主なガジェット:Google Pixel 4a (5G) ,iPhone XS(ジャンク), iPad mini5, その他
種別:猫 over IPv6 run on PHP
パソコンやガジェットについて書いていく…予定。
This post was last modified on 2023年11月15日 8:21 AM
This website uses cookies.