PowerShellでHyper-Vの仮想スイッチを作る&ホストにTagged VLANを追加する[Pro/Server向け]

2023年11月10日 by おきん(blog)

概要

Hyper-Vの仮想スイッチをPowerShellで作成します。また、Hyper-Vの仮想スイッチを使ってWindowsがTagged VLANにアクセスできるようにホスト側にアダプターを追加します。

本記事の方法で複数のVLANを扱えない有線NICのみを搭載したWindows機でもTagged VLANを取り回せます。

Hyper-Vが必要なのでPro以上のエディションかServerが必要ですがVLANを使う環境でWindows 10/11 Homeを使うケースは稀だと思うので前提です。

動作確認したOSはWindows 10 Pro / Windows 11 Pro です。

2022年10月13日 by おきん(blog)

WindowsのRealtek NICのInboxドライバには何故か別Vlan上のIPv6のNDやRouter Advertisementも解釈する仕様？です。

つまりIPv6的に通信できないプレフィックスや相手を勝手に学習するということです。これによって、IPv6をまじめに使っている有線ネットワークでは、時々(常に)酷い目に遭います。

しかも、RealtekはWindows 10/11向けにVLANの解釈に対応したドライバを提供していません。

そこでHyoer-Vのネットワーク機能である仮想スイッチを使った解決策を紹介します。

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